歯周病予防に欠かせない! フロスの魅力

歯肉縁下と隣接面をケアするのに最適なフロス。その正しい使い方や提案方法をおさらいします。

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1.フロスの役割と歯周病予防のポイント

歯周病菌は酸素が苦手なため、酸素が届かない歯肉縁下にひそんでいます。なかでも細菌が多くいるのは隣接面の歯肉縁下です。
歯周病予防のためには、この部位のケアが欠かせません。そしてここをケアするのに有効なのがデンタルフロスです(もちろん隣接面のカリエス予防にも効果的です)。

下の写真をご覧ください。これは隣接面と歯肉縁下に人工プラークを付け、歯ブラシ、ワンタフトブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスでケアしたもの。フロスが一番しっかりプラークを取り除けていることがわかります。

2.フロスの使い方&提案の仕方

歯周病菌は日々たまっていくので、毎日ケアが必要。ここでは、セルフケアでのフロスの使い方をおさらいしていきます。初めて使う患者さんには、フロスを切るところから1ステップずつ一緒に確認して進めましょう。

①まず、フロスを40~50㎝切り出します(指先から肘くらいの長さです)。そして片方の中指に一回、もう片方に残りすべてを巻き付けます(中指と中指の間のフロスは10~15㎝が使いやすいです)。

②人差し指と親指でフロスをつまみます。つまんだときの間隔は3㎝程度。バイオフィルムをもっとも落としやすい長さです。

③最初にするのは大臼歯隣接面。つまんだフロスをイラストのように人差し指にひっかけ、ゆっくりと入れます。

④歯の側面にフロスを沿わせながら、歯ぐきの中1~2㎜まで入れます。上下にゆっくり動かして、歯ぐきの中にかくれているバイオフィルムをかきだします。

⑤汚れたところは巻き取り、きれいなところを出して隣の隣接面をお掃除しましょう。フロスを1本使いきったら、新たにもう1本切り出します。

声がけ例
「指をくるっと自分側に向ける」
「ほっぺ側の指を上にして、歯と歯の間を探る」など

実践のヒント

  • フロスを習慣にしてもらうには……。
  • ・家族全員でやってもらう(子どもだけにやらせても続かない)
  • ・カレンダーを使い、やった日にチェックをする、シールを貼る
  • ・「芸能人の〇〇さんも使っているんですよ!」
  • ・「フロスしないとこんな口臭になる」とP臭などでにおいを嗅いでもらう

3.おすすめフロス

フロスを選ぶ際に意識したいのは以下のポイントです。

●患者さんの磨き方や口腔内の環境に合っている
●使いやすい(バイオフィルムが取れやすい、取れたのがわかりやすい)
●歯ぐきに優しい
●水分、摩擦で繊維がふくらむエクスバンドタイプ

■すべての人に フロアフロス

フロアフロス

歯ぐきを傷つけることなく、バイオフィルムを落とせるフロスです。

商品の特長

①唾液や摩擦によって繊維がフワッと広がり、歯ぐきを痛めない
②384本の繊維がバイオフィルムを絡めとる

■初めて使う方に フロアフロススタートアップ

フロアフロススタートアップ

フロス初心者でも歯ぐきを傷めず、バイオフィルムをごっそり取り除けます。

商品の特長

①マイクロファイバー繊維が細かい汚れも残さず絡めとる
②繊維に色がついており、バイオフィルムや出血が一目瞭然
③絶妙なワックス量で、隣接面に通しやすく、歯ぐきにはささりにくい

参考文献

『本当のPMTC その意味と価値』

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