外の空気が乾燥し、室内も暖房でカラカラになるこの季節。自然と口腔内のうるおいは減りがちになっています。歯科衛生士から積極的にうるおいアップの提案をしていきましょう。
誰に | 口腔内が乾燥しがちな方 |
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いつ | メインテナンス時 |
アイテム | なし |
具体的な提案の内容と、どんなお声がけをしたらいいかまとめました。参考にしてください。
乾燥を防ぐ方法と提案フレーズ
(1)こまめな水分補給
寒いと飲み物を飲む機会が減りますよね。でも、そうすると口腔内はますます乾燥してしまいます。意識的に飲む回数を増やすといいですよ。
(2)軽い運動
軽いストレッチを5~10分くらい毎日続けると、お口がうるおいやすくなります。
(3)唾液腺マッサージ
唾液はリラックスしているときに出るので、“お風呂に入りながら”のマッサージがオススメです。
(4)よく「噛む」
咀嚼回数や時間を増やすことも、うるおいアップにつながります。あえて噛み応えのある食材を選んだり、すきま時間にガムを噛むのもいいですよ。
口腔内が乾燥すると細菌が増え、むし歯や歯周病の進行にもつながります。患者さんと相談して、できるものから取り入れてもらいませんか?
うるおいアップの提案をすると…
- 唾液が増えてむし歯や歯周病の予防に効果がある
- 唾液の抗菌作用で風邪予防にも◎