Step1 口腔内写真を見てどう思うか問いかける
「ここに汚れがたまっています」と歯科衛生士から教えてしまうと、患者さんの印象に残りにくいもの。まずは患者さんに「どうですか?」と聞いてみましょう。問いかけられることで、自分の口腔内について考えるきっかけになります。
Step2 特に気になる部位に注目
「けっこう汚れが残っていますね」「意外と磨けていました」など、全体の印象を言葉にしてもらった後は、部位に注目。「なかでも気になるところはありますか?」と尋ねてみます。
Step3 ケアアイテムを一緒に選ぶ
汚れが残っている部位を確認してから、「どのアイテムならキレイにできそうですか?」と歯ブラシやフロスをお見せしましょう。歯科衛生士が選ばないことがポイントです! 患者さんが自分で考えて選択することで「家できちんとケアしよう」という気持ちが芽生え、前向きにセルフケアに取り組んでくれるようになります。
継続的に口腔内写真を撮影している場合は、前回の写真と比較して「どう変わっていると思いますか?」と聞いてみるのもオススメです。