タフトくらぶを読んで、世界が広がった!
私、歯科衛生士になったときは志がまったくなかったんです。親に「何か資格を取ったほうがいい」と言われて、推薦が取れたから衛生士学校に入学しただけ。就職先も、通える距離にある医院のなかから一番お給料が高いところを選びました。酷いですよね (笑)。歯科衛生士がどんな仕事なのか、自分が何をしたいのか、まったくイメージできていませんでした。
そんな私の考えを大きく変えたのが、タフトくらぶ。友人に紹介されて登録し、毎月届く冊子※を読むようになったのですが、そこにはそれまで触れることのなかった情報がたくさん載っていました。キシリトールやだ液検査(デントカルト)を活用した予防の実践方法、歯ブラシを選ぶときの視点など。
※2000 年から定期的に発行されていたフリーマガジン。2021 年に終了。
なかでも印象的だったのが、歯科衛生士のインタビュー記事です。自分の医院の取り組みが普通だと思っていたので、「こんなふうに患者さんと関わっている医院があるんだ」と驚きの連続でした。また、みなさんの想いや工夫を知るうちに、「歯科衛生士にはこんな役割もあるんだ」「もしかしたら、自分はすごく狭い視野で仕事をしていたのかもしれない」と考えるようになったんです。
次第に 予防を実践している医院で働きたい という気持ちが芽生え、悩みながらも勤めていた医院を退職。紆余曲折を経て、最終的にオーラルケアで働くことになりました。
歯科衛生士さんから患者さんへ、知識が還元されるのがうれしい
入社して最初に学んだのが、体系的な予防の考え方です。当時は「歯石を取る」「クリーニングをする」といった部分的な知識しか持っていなかったので、衝撃的でしたね。「歯を守る」というゴールに向かって、どう考え、何を取り組めばいいのか。勉強するうちに 、少しずつ全体像がイメージできるようになりました。
業務では、歯科医院を回って製品を紹介したり、セミナーを行なったり。タフトくらぶに掲載する歯科衛生士さんを探し、取材をさせていただくこともありました。
そうしたなかで見えてきたのが、多くの歯科衛生士さんが悩んでいるという現実です。みなさん「患者さんの口腔内をよくしていきたい」と強い想いを持っている一方、「なかなかうまくいかない」「今のやり方でいいのかな?」とモヤモヤを抱えていました。これ、過去の私とまったく一緒なんです! だからこそ、自分が入社してから学んだ予防の考え方や製品の意味、活用方法を伝えていきました。
すると、少しずつ状況が変わってきました。関わった歯科衛生士さんがいきいきと働くようになり、その歯科衛生士さんを通して患者さんへ予防の情報が届き、結果として歯を守れるようになっていく。その変化一つひとつが、本当にうれしかった! 「この取り組みをもっと広げていきたい」と、心から思うようになりました。
気づけば 20 年以上、歯科衛生士さんの悩みや想いと向き合っています。これこそが私にとっての天職。今はそう感じています。
タフトくらぶを、悩みと向き合ったり気づきを得られる場に
振り返ると、タフトくらぶに出合えたのは私の人生にとって大きな転機のひとつでした。
あの出合いがなければ転職をすることもなく、予防の考え方をアップデートすることもなかったかもしれません。歯科衛生士の仕事がこんなに奥深く、やりがいのあるものだということにも気づかったかも 。そう考えると、タフトくらぶはただ知識を得られるもの……じゃなく、視野や可能性を広げてくれる存在ですね。
読者のみなさんにとっても、そういう存在であれたらいいなと思っています。
歯科衛生士の仕事は思い通りにいかない瞬間もたくさんありますよね。迷ったり、立ち止まったりすることも多いはず。
そんなときタフトくらぶを訪れて、悩みと向き合えたり、少し前を向くヒントが見つけられたら。そして「やっぱり歯科衛生士っていい仕事だな」と、心から思ってもらえたらうれしいです。
歯科衛生士さんの毎日が、少しでも前向きに、楽しくなるように。そんな想いを込めて、これからもさまざまな企画を考えていきます。どうぞ、楽しみにしていてください。
絵を描くのが好きです。最近はワインを飲みながら絵を描くイベントに定期的に参加しています。
絵を描くのが好きです。最近はワインを飲みながら絵を描くイベントに定期的に参加しています。
編集部員レポート/編集部N