今回お話をうかがったのは、埼玉県の歯科医院で働くH・Rさん。普段から患者さんとのコミュニケーションにさまざまな工夫を取り入れています。そんなHさんがTBIで心がけているのは、患者さんの“できていないこと”ではなく“もともと持っている強み”に目を向けることです。
H・Rさんのアイデア
先日、上顎臼歯部頬側にプラークが付きやすい患者さんがいらっしゃいました。その方は「頬粘膜がやわらかい」という強みがあったので、そこに注目。「〇〇さんは、ほっぺの粘膜がやわらかいですね。ここがやわらかいと、奥歯にも歯ブラシが当てやすいという大きなメリットがあります。これはもって生まれたアドバンテージ! ぜひ最大限に活用してください」とお伝えしました。
この患者さんは「うれしい! 今までそんなことを言われたことがなかったから、自信が持てたわ」と喜んでくださったそうです。
お口にどんな強みがあるのか、患者さんが自分で気づくのは難しいもの。ぜひ歯科衛生士から積極的に伝えてみてください。ちょっとした一言が患者さんの心に響き、行動の変化につながるはずです。
Hさんは5~6月に行なった「TBIフレーズ大賞~フロス編~」の「モチベーションアップにつながるフレーズ部門」で特別賞に選ばれた方でもあります。こちらのフレーズもぜひご活用ください。