今回お話をうかがったのは、フリーランスとして東京都の歯科医院で働く井上ゆうさん。井上さんはメインテナンスの必要性を患者さんに知ってもらうために、バイオフィルムについてしっかり伝えているそうです。
井上さんのアイデア
PMTCの最初に必ず「バイオフィルムって知っていますか?」と聞くようにしています。9割の方は知らないので、まずはどんなものか説明して。
次に「毎日の歯磨きで取れないと、どんどん増え続けるんです」「ある程度増えると、自分では取りづらくなってしまいます」と、増殖のリスクをお話します。最近は、ツールを活用しながら説明することも多いですね。
井上さんが活用しているツール

ある程度基本的なことを知ってもらったら、 「古いバイオフィルムを“見える化”しましょう」と染め出しを。2色の染め出し液を使い、青く染まった部分が古いバイオフィルムだとお伝えすると、みなさんすごく驚かれます。「えー!」「こんなに磨けていないの!?」って。
そして「自分では取りきれない部分があるから、定期的に歯医者さんに来て取らないといけないんだ」って気づいてくれるんです。
基本的な知識を知ってもらい、次に体験してもらう。その2つのステップを踏むことで、患者さんがバイオフィルムについて理解し、次の来院にも自然とつながるそうです。
今回お話をうかがった井上さんには、働き方についてのインタビューも行なっています。こちらも合わせてご一読ください♪