何て答える？
実は、むし歯は細菌感染症なんです。乳歯のときに感染＆発症すると、永久歯に生え変わってもむし歯ができやすい状態に。乳歯のときから、予防しておくことが大切です
「どうしてむし歯ができるのか」知らないと、「生え変わるから大丈夫」と思ってしまいがち。むし歯は細菌感染症であることをお伝えしましょう。
＜乳歯が生えたばかりの場合＞
生後1歳7ヶ月から2歳7ヶ月は、むし歯菌に感染しやすい時期。この時期に感染対策を行なっておくと、その後良い状態が維持しやすくなります
「子どもがむし歯にならないように、ずっと気を張っていなければいけない」と思うと、ご家族の負担に。特に気をつけるべき時期（生後1歳7ヶ月から2歳7ヶ月）があることをお話すると安心していただけます。
＜そろそろ永久歯が生えてくる場合＞
お口を「山」、歯を「木」に例えると、むし歯があるというのは山火事が起こっている状態。新しい木（永久歯）が生えてきても、火事がおさまっていないと、あっという間に燃えて（むし歯になって）しまいます。乳歯のうちから消火活動（予防）して、永久歯を守っていきましょう♪
乳歯が抜けるころになると、「もうむし歯になってしまってもいいか」と安心してケアが疎かになってしまう親御さんもいます。むし歯を山火事に例えて、「歯が生え変わってもお口の状態がリセットされるわけではない」と伝えるのも一つの手です。
≫子どものむし歯について詳しくは「リスクが高い年齢は？」
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