編集部員レポート/H
2025年7月3日、AERA主催の現役世代女性向けイベント「アエラボ2025」が開催されました。テーマは「“健康で美しい歯”のための自分メンテナンス ~輝く笑顔は口元から~」。高輪歯科院長の加藤正治先生やタレントのpecoさんが登壇し、歯の健康や美しさを育む方法についてトークを繰り広げました。
当コラムでは、加藤先生の講演の内容を簡単にご紹介します。

講演のテーマは「未来の笑顔は“エナメル質”で決まる! ~今日から始めるオーラルメンテの新習慣~」。エナメル質の特徴や重要性について、一般の方にもわかりやすいようかみ砕いて説明してくれました。
「バッグとか靴とか、エナメルと付くものはいろいろありますよね。どれも共通しているのが、表面を覆っていて光沢があって美しいこと。中の素材を守っていること。歯のエナメル質も同じで、歯の表面にあり中の象牙質を守っています」

歯の最表層にあるエナメル質がキレイな状態だと、歯が白くツヤツヤに見える。一方、キレイな状態を保つのは簡単ではないと加藤先生は続けます。その理由とは……。
●エナメル質は皮膚や髪と違って再生しない
●エナメル質はミネラル(カルシウムやリン酸)が毎日抜け出ている
→さらに、現代は生活習慣の変化により唾液の再石灰化が追いつかないことも多い
では、どうやってケアしたらいいのでしょうか。
ここで紹介されたのが、「ナノ粒子ハイドロキシアパタイトを活用し、日々の歯みがきでミネラルを補給する」という方法でした。

多くの参加者がこの成分に興味を持ち、熱心に加藤先生の話に耳を傾けていました。

オーラルケアへの関心が高まりつつある今。むし歯や歯周病の予防だけでなく、“エナメル質のケア”も多くの人が気になるテーマです。みなさんもぜひ、患者さんや身近な方に「ナノ粒子ハイドロキシアパタイトを活用してミネラル補給する新習慣」を紹介してみませんか?