編集部員が見つけたアレコレ
編集部員レポート/編集部N
2025年3月、フロスに関するセミナーを開催しました。今回のテーマは、使い方。患者さんに「これならできそう」と思ってもらうために、“どう伝えたらいいのか”を紹介しました。

一番反響が大きかったのは、使い方の具体的な流れの部分です。フロスの手順を「巻き方」「奥歯のポーズ」「前歯のポーズ」「動かし方」という4つのステップに分け、それぞれのポイントを講師が解説しました。

ステップ01 巻き方
1. 両手の中指にフロスを巻く
2. 人差し指と親指でフロスをつまむ

→これがフロスの基本姿勢です。
ステップ02 奥歯のポーズ
1. 基本姿勢から手を内側にクルンと回す
2. 人差し指を立てて他の指はグーに

→奥歯をケアするときのポーズが完成しました。
ステップ03 前歯のポーズ
1. 基本姿勢からフロスを縦に(どちらの手が自分側に来てもOK)
2. 手前(自分側)の手は内側にクルン! もう片方の手は親指を立てるグッドのポーズ

→前歯をケアするときのポーズが完成しました。
ステップ04 動かし方
1. 歯の丸みに沿わせて抱き込む
2. 糸が隠れるくらい歯ぐきの中へ入れる

→これでプラークがしっかり落とせます。
そのほか事前にいただいた質問への回答や患者さんの声を紹介して、30分のセミナーは終了。
事後アンケートでは、
「フロスの使い方は学生時代、大まかにしか教わっていなかったのでとても参考になりました」
「4つのステップに分けてもらったのがわかりやすかったです。伝え方の引き出しが増えました!」
といったコメントが寄せられました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
引き続き、タフトくらぶではフロス関連のセミナーを開催予定です。ご自身の興味があるテーマのときに、ぜひご参加ください♪