
うちの子、歯磨きをガシガシやりすぎ!?
小学1年生になった勇気君のお母さん。勇気君は自分で歯磨きをするのですが、「磨き方が強いのでは?」と気にしていました。しかも最近、むし歯がないのを先生に褒められたことから、ますます歯磨きを頑張っているそう。勇気君の磨き方について、詳しく聞いてみると……。
勇気君は「自分で!」という意欲の強いお子さん。その一生懸命な気持ちが「力」となってガシガシ磨きになってしまうのだとわかりました。そこで勇気君に直接、こんな話をしてみました。
「やさしく磨いても、ばい菌をちゃんと落とせるって知ってる?」
「強く磨くと、歯の下のやわらかいお肉のところが痛くなっちゃうから、やさしくしてね」
「学校で鉛筆の持ち方ってもう習った? 歯ブラシもおんなじ持ち方するともっとうまく磨けるよ!」
“鉛筆持ち”は小学生になって勇気君が新しくできるようになったことの一つ。それが歯磨きにも使えると知って、うれしそうでした。後日お母さんにうかがうと「学校で先生やお友達にも教えてあげる!」とはりきっていたそうです。もともと意欲があるお子さんなので、「こうするともっとうまく磨ける」という言い方が良かったのかな?と思います。
「磨いている時間は長いけど、ガシガシやってます」
「歯ブラシをグーでつかんでますね」
「勇気の歯ブラシは、すぐにブワッて開いちゃう」
「仕上げ磨きはいい!って言うんです」