食いしばりがあるけど、マウスピースを付けたくない日が……

愛知県・DH/Oさんの体験談

昔入れた詰め物が何か所も欠けてしまったと来院した岩田さん(20代女性)。欠けた理由が夜間の食いしばりだということがわかったので、マウスピースを作りました。次にいらしたときに使い心地を聞いてみると「実はあまり使えていない」とのこと。理由を詳しく聞いてみました。

岩田さん

「普段はワンタフトブラシやフロスを使ってます。でも、晩酌をするとつい面倒になっちゃうんです」

「汚れが残ったままマウスピースはつけたくないから、そのまま寝てしまって……」

お仕事が忙しい岩田さんにとって、晩酌は大切なストレス解消の時間。とはいえマウスピースの必要性もわかっているので、つけずに寝てしまった翌朝は罪悪感があるようでした。そこで少しでも安心していただけるよう、こんなお話をしました。

DH/Oさん

「お口の細菌って24時間のうち1回、しっかり落とせば大丈夫なんですよ!」

「夜以外に、しっかり歯磨きできそうな時間はありますか?」

すると、お昼の休憩時間は余裕があって、トイレで歯磨きができるとのこと。昼にしっかり細菌を落とせばいいとわかり、安心されたようでした。「晩酌をやめずにケアできる方法を知れてよかった! マウスピースも毎日ちゃんとつけて寝ます」。岩田さんの姿をみて、「できない理由」をちゃんと聞くって大切だなと改めて思いました。