トム・ギルさん
国籍イギリス 在日歴25年

[ イギリス] トムさんのオーラルケア

イングランド南部・ポーツマス出身のトムさん。現在、明治学院大学国際学部の教授を務めています。奥さんと暮らす海の見える一軒家で、お話を聞きました。

日頃、どんなオーラルケアをしていますか?

朝、昼、晩、食後に歯を磨いています。たまにマウスウォッシュ。フロスはめんどうでなかなか続かないですね。イギリスに行ったときにはスーパーで歯ブラシをまとめ買いしたり、友達に送ってもらうこともあります。日本のものに比べてだいぶヘッドが大きいです。

“歯医者さん”にはどんなイメージを持っていますか?

子どもの頃は、歯医者さんに行くのが怖かったですね。好きな子はいないでしょ。ドリルの音が嫌だよね。今でも忘れられないのが、お母さんに弟と一緒に連れて行かれたときのこと。私は普通に診てもらえたんですが、弟は「歯が汚すぎる!」と言われ治療拒否されてしまいました。

イギリスの歯医者さんは日本のように優しくないですよ。とにかくタフなイメージ。アポイントをうっかり1回でも忘れると、「もう二度と来なくていい!」と怒られますから。

これまで歯医者さんで予防に関するアドバイスを受けたことはありますか?

いっぱいありますよ。イギリスでも、日本に来てからも。歯磨きのタイミングだったり、磨き方だったり……。でも、人によって言うことが違ったりするから何が本当かわからないのが正直なところです。

記憶に残っているアドバイスはありますか?

高校時代にイギリスの歯医者さんで言われた言葉は衝撃でしたね。確かスコットランド人のものすごくタフな先生。

そのときのことを再現するとこんな感じです。

先生
「お前、むし歯になってるな! 歯磨きをきちんとしてないでしょ」


「いえ、朝と晩磨いてますけど……」

先生
「You should brush your teeth until your gums bleed.(歯ぐきから血が出るまで磨くんだぞ!)」

こんなことしたら炎症を起こしますよね!? 極端なアドバイスだけど、一生忘れられません。

日本の歯医者さんに対して何を感じますか?

英語で“バッドブレス”と言いますが、口臭のことはプロの口からちゃんと指摘して予防法を伝えてほしいですね。

日本人の中年男性は特に気になります。「クサイッ」と思ってもなかなか注意できないので。あとは、女性の歯科医師や男性の歯科衛生士がもっと増えてもいいんじゃないかなと思います。

何を食べているときが一番幸せですか?

ごちそうといえば、やっぱりステーキや焼き肉ですね。たまに近所の人を招待して、庭でバーベキューをするのが楽しみ。みんなでワイワイおいしいものを食べられるのは幸せですよ。

妻はよく魚料理をつくってくれます。刺身や煮魚、焼き魚。どれもおいしいです。

(tuft club 116号掲載)

教えてYOU
2019.04.04

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