SW型プラークコントロール

歯を守っていくために欠かせない、「自己診断力」!

患者さんがメインテナンスに訪れるのは数カ月に一度。それ以外の日は、患者さんが自分の手で歯を守らなければいけません。そこで必要になるのが、今の自分に必要なケアを選択し、実践する力=「自己診断力」です。

患者さんに知ってもらいたい3つのポイント

どうしたら「自己診断力」が身につくの?

  • ①基礎知識
  • ・むし歯や歯周病の原因って?
  • ・どんなふうに進行していくの?
  • ※写真や動画などで見てもらうのがオススメ
  • ②“わたし”のリスク
  • ・口腔内のリスク(磨き残しの多い場所や歯ぐきが腫れている場所、唾液の質など)
  • ・口腔外のリスク(生活リズムや食習慣、嗜好品など)
  • ※「あなたのリスクは○○です」と初めから答えを提示するのではなく、「一番のリスクは何だと思いますか?」と質問してみてください。患者さんが自分で考えられるように導くことができます
  • ③ケアの方法
  • ・リスク部位ごとに適した道具、方法
  • ※自分に合ったものをいくつか知っておくと、必要に応じて選択することができます

実は多くの人が日常的に使っている自己診断力。わかりやすい例を見てみましょう!
たとえば……
「頬がカサカサ! 強く洗いすぎたかな? 洗顔料はしっかり泡立ててやさしく洗おう」
「炎天下での用事が! シミができやすい体質だから、ビタミンCを摂って日焼け止めを塗ろう」
「忙しくて寝不足……。疲れが肌に出てきたから、今週は早めに寝るようにしよう」
普段から肌の状態をセルフチェックして小さな変化をキャッチしていれば、それに合わせてケアできます。みんな自然にやっていることですよね。
歯も同じ。患者さんが自身のリスクを知ってケアしたり、あらかじめ対処したりすることが歯を守る一番の近道なのです。

セルフチェック

自己診断ができるようになると……

右利きだから、右の裏側は磨きにくいのかも」
最近忙しかったから、歯磨きに時間が取れなくてプラークがいつもより多いかも」
ジェルネイルを始めて、フロスが指に巻きにくくて。サボってしまったのが原因かも」
今の自分の状態がどんなリスクにつながっているのか。それがわかれば、みずから最適なケアを選ぶことができます。
さらに習慣化していくと、自己診断とセルフケアが生活の一部に! 歯と口の健康を歯科衛生士まかせにせず、“自分事”として認識できるようになっていくのです。

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自己診断力を患者さんに意識してもらいたい時は・・・
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予防
2019.11.21

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