本当のPMTC

vol.3 バイオフィルムはどこ? 染め出し時のポイント

PMTCの目的は、バイオフィルムを取り除くこと(vol.2参照)でした。そこで最初に行なうのは、「どこにバイオフィルムが残っているのか」をチェックする、つまり染め出しです!

染め出しをするときのポイントは大きくわけて2つあります。

1.口の中を“全体的に”染め出す

臼歯だけ、前歯だけ、もしくは歯の表面にチョンチョンと付ける。そんなふうに部分的に染めている方もいらっしゃるのではないでしょうか!? バイオフィルムを取り除くには、染まった部位をしっかり把握する必要があります。なので、染色剤もお口全体に付けましょう!

※おすすめなのは、バイオフィルムが古いものと新しいもので異なる色が付く染色剤。長くバイオフィルムが付いている部位がわかり、より明確にリスク部位が判断できます。

2.患者さんにリスク部位を確認してもらう

どこが染まっているかチェックしたら、今度は患者さんの番。こちらから指摘するのではなく、鏡をお渡しし、時間をとって考えてもらいましょう。

「どうですか?」「どこに一番汚れが残っていると思いますか?」

歯科衛生士からリスク部位を指摘されるより、自分で考えたほうが記憶に残ります。 また、能動的に自分で考えることで患者さんのやる気もアップ!「そうそう、ここがリスクなんだよね」と思い返しながら、家でもケアできるんです。

(リスク部位からケアするセルフケア方法については⇒スウェーデン型プラークコントロールvol.1

次回は、いよいよ実際にバイオフィルムを取り除いていきます。

予防
2019.04.05

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