本当のPMTC

vol.2 どうしてリスク部位を“集中的に”ケアするの?

前回、リスクが高い歯・歯面を重点的にケアするのが本当のPMTCだと学びました。
でも、どうしてリスク部位を重点的にケアするのか、不思議に思いませんか?
全部の歯をクリーニングしてはダメなんでしょうか?

ポイントは、むし歯や歯周病の“原因”にあります。

むし歯も歯周病も、原因は細菌が絡まりあってできたバイオフィルム

身近なものでたとえると、シンクの四隅や排水溝のヌメヌメです。

こんなのが口の中にあるかと思うと、ゾッとしますね。

PMTCの目的は、このバイオフィルムを取り除くこと。

そう考えると、もともとバイオフィルムがつくられにくい部位まで一生懸命クリーニングしてもあまり意味がありません。それどころか余計に歯を削ってしまったり、施術時間が長くなってしまうことも……。

「ノーリスク歯面のクリーニングやポリッシングを行なうことはナンセンスである」

ペール・アクセルソン博士講演会より

つまり、

  • ●バイオフィルム=細菌
  • ●バイオフィルムがいつも残ってしまう部位=リスク部位

これを歯面がムダに傷つかないように、ケアするのがPMTCの目的なのです!

 

(どこにバイオフィルムがつきやすいのか詳細は⇒スウェーデン型プラークコントロールvol.2

次回は、ついにPMTCの実践に入っていきます。お楽しみに!

予防
2019.03.28

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