カリエスになるリスクが高い部位は?

細菌がたまりやすく、むし歯や歯周病になる可能性が高い“リスク部位”。ここでは、カリエスのリスク部位に注目します。

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1.カリエスのリスク部位:大臼歯隣接面

カリエスリスクの高い部位、1つ目は大臼歯隣接面です。隣接面はどこも唾液や歯ブラシが届きにくいですが、なかでも大臼歯の隣接面は他の歯に比べ面積が広い!そのためハイリスクになっています。

実際に、隣接面のミュータンス菌数を測った実験では、大臼歯と第二大臼歯の隣接面に、たくさんの菌が生息していました。

歯ブラシの毛先が届きにくい隣接面は、フロスを使ったケアがおすすめです! しっかり歯に沿わせて動かせば、バイオフィルムを取り除くことができます。

2.カリエスのリスク部位:萌出間もない咬合面

カリエスリスクの高い、もう一つの部位が萌出間際の咬合面です。萌出してからおよそ3年間は、エナメル質の結晶構造が粗造。普通のエナメル質より高いpHで脱灰するため、注意が必要です。

さらに萌出間際の歯はほかの歯より低い位置にあり、歯ブラシの毛先が届きにくい。脱灰しやすいうえに細菌がたまりやすいので、カリエスリスクが高いです。

おすすめのケアアイテムは、一段下がったところに届くワンタフトブラシ。歯がどのくらいまで生えているかによって、アイテムを細かく使い分けましょう。隣接面ができてからは、フロスを使ったケアも忘れずに。

おさらい

  • カリエスのリスク部位①大臼歯隣接面
  • カリエスのリスク部位②萌出間もない咬合面
参考文献

ペール・アクセルソン『本当のPMTC その意味と価値』発行元オーラルケア