患者さんに質問された、後輩の育成を任された、職場に復帰する……などなど。「勉強しないと」と思う瞬間はたくさんありますよね。しかし、何から手を付けたらいいかわからないことも多いのでは? そこで今回は、読者DHから集まったさまざまな勉強法をご紹介します。
自分一人で学ぶ
歯科衛生士向けの雑誌を読んだり、ウェブサイトを定期的にチェックしたり。雑誌には大切なことを直接書き込んで、ウェブの情報はノートにまとめています。
歯科関係がテーマのテレビ番組があったら見るようにしています。
医院の中で学ぶ
知識でも手技でも、わからないことはその日のうちに誰かに聞く。放置しないことが大事。
先輩のTBIを見て「いいな」と思った言葉はメモ。自分の患者さんに使います。
院内のDHと書籍を回し読みしたり、同じセミナーに参加したときは、「どう思った?」「どうやったら活かせるかな?」と話し合うようにしています。人の意見を聞くとより勉強になりますね。
院内勉強会で患者さんの口腔内写真を見て、どんなことが読み取れるか意見を出し合っています(口蓋の高さ、歯列・歯肉・補綴・舌の状態など)。
医院の外で学ぶ
学生時代頭が良かった子に相談する(笑)。
知り合いの医院を見学させてもらったことがあります。どんなふうに患者さんに向き合っているのか、間近で見ることができてとても勉強になりました。
最近はいろいろな企業がオンラインセミナーを開催しているので、それに参加しています。
得た知識を自分のものにするには?
雑誌で得た知識をさりげなく友達との会話で使っています。アウトプットすることで、きちんと身につくんです!
オンラインセミナーの後はレポートを書いて先生に提出するのですが、自然と学んだことの振り返りができて良いです。
得た知識はすぐに実践して患者さんの反応を見ます。自分の言葉にすることで理解が深められるし、知識がしっかり身につきます。
始めやすいものから、ぜひチャレンジしてみてください!
- わからないことは放置しない
- 得た知識を自分の言葉でまとめる
- 知識は忘れないうちにすぐ使う(患者さんが無理なら身近な人に)