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レベル ★★

知名度は高いものの、日常的に摂取している人は少ないキシリトール。継続してもらうためには、患者さん一人ひとりに合った声掛けが大切です。

誰に 一人ひとりに合わせて
いつ 初診、メインテナンス時
アイテム キシリトール

今回は、キシリトール提案のヒントをご紹介。ご自身の患者さんに合わせて、アレンジしてご活用ください。

患者さんのタイプに合わせた提案フレーズ

日常的に甘いおやつを食べる習慣がある人

キシリトールは砂糖と同じ甘さ。なのに、むし歯の原因菌を弱らせる力があるんです。普段のおやつを少しキシリトールに変えてみてはどうでしょう? カロリーも砂糖より少ないんですよ。

むし歯を繰り返している人

むし歯予防には、毎日の歯磨きでしっかりプラークを落とすことが大切。キシリトールを摂ると、プラークがサラサラになり、歯磨きで落としやすくなります。

6歳臼歯が生え始めた子の親御さん

生え始めの永久歯はむし歯になりやすいので、しっかりとしたケアが欠かせません。でも、毎日完璧に仕上げ磨きをするのは難しいですよね。キシリトールなら、摂り入れるだけでプラークが落としやすい性質に変化。おいしいからお子さんも無理なく続けられます。歯磨き後のごほうびにもぜひ!

受験シーズンの学生さん

受験勉強お疲れ様です。勉強をすると脳が疲れて、甘いものを食べたくなることも多いですよね。そんな時はキシリトールがオススメ! 砂糖と同じくらい甘いけれど、むし歯予防になる歯に良い甘味料なんです。

ぜひ明日の診療から試してみてください!

POINT

一人ひとりに合わせた声掛けをすると……

  • 患者さんの「やってみたい」という気持ちが引き出せる
  • 自分のことをしっかり診てくれているという信頼にもつながる