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「口腔内だけでなく、患者さん自身を一人ひとり長い期間を通して診ていきたい」という エステ感覚で気軽に立ち寄れる歯科医院で、果たして生涯にわたる予防の実践は可能なのでしょうか。 |
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アシスタント業務だけではなく、患者さん一人ひとりをしっかりコミュニケーションをとりながら診ていきたい、予防の仕事がしたいという気持ちは、衛生士学校の学生だった頃から持っていました。 院長先生がめざしている「美容院のように毎月でも来たい時に来てもらって、トリートメントを受けられるクリニック」の目的は、痛みのない患者さんに予防で通っていただくことです。例えば、煙草を吸う男性で、一番が失活歯で黒くて来院された方がいらっしゃいました。初め1番だけのホワイトニングを希望されたのですが、次第に「他の歯も白くしたい」と変わってきて、全顎に行いました。ホワイトニングをしてからは「もう着色をつけたくない」「色を戻したくない」という気持ちが強くなり、今では積極的に、定期的に来院されるようになったんです。 |
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初めて来院される患者さんの目的はその方によってさまざまなんです。治療目的で来院される方が多いですね。 医院オープン当初は実をいうと、この辺りは都会と違って患者さんの意識が低いという思い込みがあって、どれくらい多くの方が来て下さるか不安でした。私もずっとつくばに住んでいるんですけどね。でもそんな心配は無用だったんです。きちんと情報提供すれば患者さんのモチベーションをあげることができます。「きれいになりたい」気持ちは誰もが持っているもの、土地柄は関係ありません。 思った以上に口元を気にされている方はたくさんいらっしゃいます。私たちDHが患者さんの「もっときれいになりたい」というその気持ちを聞きだしてあげられるかどうかが大切です。 |
大切なのは歯についてまだまだご存知でない方に、衛生士として自分の持っている知識を伝えていき、予防の価値を知っていただくこと。きっかけは何であれ、定期メインテナンスに導くことができます。こちらから何も情報を提供しなければ患者さんの次の来院には結びつきません。 患者さんには、友達みたいな感じで何でも話してもらいたいと思っています。口腔内だけでなく患者さん自身を長い期間を通して診ていきたいと考えていますから、生活背景などもお聞きしています。職業や「つくばに引っ越してきた」、「医院に来る前にどこに寄った」」とか、口の中以外の情報は、その日のTBIやPMTCにも役立てています。 |
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あとは、口腔内の変化を感じてもらうことです。口腔内が変わると、それだけではなく患者さん自身驚くほどどんどん変わっていきます。それまであまり話さない方だったのが、色々会話してくれるようになって。めったに笑ったりしなかったのに、思い切り笑顔で受け答えしてくれるようになっていくんです。 |
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治療目的で来院された方も、情報を得て変化を実感し、モチベーションが上がると自分の方から定期的にアポイントを入れるようになります。 患者さん自身の欲求が高まると、こちらから何も言わなくてもすすんで希望されるようになります。メインテナンスでは保険と自費と両方を提示して患者さんに選んでいただきますが、「歯の傷を修復する特別なペーストを使用します」など説明すると「だったら自費の方で」ってスムーズです。きれいでいたい、健康でいたいという気持ちを持っている患者さんには、受けるとどう変わるかを具体的にイメージしてもらえればいいんです。 |
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DHの仕事って、歯をきれいにするだけじゃなくて、患者さんの性格やライフスタイルまで変えられるんではないかって思うんです。 たとえきっかけは1本の歯の治療であっても、衛生士とのコミュニケーションを通して予防の価値を分かっていただき、口の中だけでなくて性格まで明るくなってもらえる…そんな風にこれからも患者さん一人ひとり一生を通して支えられるパートナーのようにずっと診ていきたいと思っています。 |
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